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かしわ餅って‥

かしわ餅は、日本の伝統的なお菓子の一つで、柿の葉で包んだもち米を甘しょっぱい味噌で味付けしたものです。

かしわ餅の由来についてはいくつかの説がありますが、一般的には、奈良時代聖武天皇の御代に猟師が、山中で鹿を狩っているときに、急に雨が降り出したため、鹿の肉を包んでいた柿の葉で、手を汚さずに食べる方法を思いついたことから、柿の葉を使った食べ物が始まったとされています。その後、柿の葉を使って包んだもち米を、味噌や醤油で味付けするようになり、かしわ餅が誕生したとされています。

また、別の説では、江戸時代に武士が、狩猟の途中で食べるために作ったものだという説もあります。どちらにせよ、かしわ餅は古くから愛され、現在でも日本各地で親しまれる伝統的なお菓子の一つとなっています。

 

 

端午の節句<こどもの日>

端午の節句(たんごのせっく)は、日本の伝統的な節句のひとつで、毎年5月5日に行われます。古くから中国の端午節を起源とし、日本に伝わったとされています。

端午の節句の由来には複数の説がありますが、一般的には、紀元前278年に中国の楚国の大臣・屈原(くつげん)が自殺した日(旧暦の5月5日)に、人々が船を浮かべて彼を慰めたことが端午節の起源とされています。この風習が、日本にも伝わり、平安時代から端午の節句として行われるようになったとされています。

端午の節句では、主に男の子の健やかな成長や家族の平和を祈るために、菖蒲(しょうぶ)や鯉のぼり、兜(かぶと)などを飾り、また、柏餅(かしわもち)やちまきなどの食べ物を食べる習慣があります。また、関東地方などでは、藁や竹で作った巨大な鯉のぼりを揚げる風習があり、子供たちや地域の人々が楽しんでいます。